[めいこけんブログ2022第六弾!]ハンドドリップコーヒーの世界

皆さんこんにちは!めいこけん56期で教育学部3年の阿部健介です。

めいこけんでは、企画という役職に就いています。

このブログも僕で第六弾になるわけですが、これまでは旅行記を書いている人が多かったですね。まだ見てない方は是非前の記事もご覧ください!

僕も春休みにたくさん旅行をしたので旅行記でもよかったのですが、たくさん書いている人がいたので、あえて僕は自分の趣味について語りたいと思います。

めいこけんには、定例会というメインの活動があり、自分の好きなことについて語れる場になっています。僕も先日、「旧街道巡り」というテーマで発表しました。今回このブログで書くことは、定例会で発表しようか迷って没になったテーマです。この記事を読んで、定例会の雰囲気を感じ取ってもらえたら幸いです。

皆さんは、ハンドドリップコーヒーをご存じでしょうか?ハンドドリップとは、機械などで抽出せず、自分で粉の上にお湯を注いでコーヒーを抽出することです。コーヒーにはほかにも、フレンチプレスやエスプレッソなどの抽出法がありますが、そのような分類の一つと考えてください。

それぞれの抽出法には特徴があり、メリットとデメリットがあります。

ハンドドリップのメリットは、①味や濃度を変えやすいこと②豆の特徴を引き出しやすいこと③自分でつくっている感があって楽しいこと、の三点だと個人的には思っています。

デメリットは、①の裏返しではありますが、味が安定しづらく、毎回同じ味が出せないことです。

では、なぜ味を変えやすいのか(安定しづらいのか)を説明します。

それは、コーヒーの味を左右する変数となる要素がとても多いからです。

以下、具体的にコーヒーの味を左右する要素を挙げていきます。

①豆

コーヒー豆は、産地の気候や土壌によって特徴があり、風味や味が異なります。一つの産地の豆だけで淹れたコーヒーをシングルオリジンと言いますが、ブレンドよりもより産地ごとの味の違いや特徴を感じやすくなります。

②目の粗さ

コーヒー豆を挽いて粉にするときの目の粗さによって味が変化します。細かくするとより濃くて深い味わいになり、粗くするとすっきりとした味わいになります。

③温度

お湯の温度でも味が変化します。理由は、コーヒー豆に含まれる成分によって溶けやすさが異なるからです。一般的に、85~92度くらいが適温とされています。

④注ぐ速さ

お湯を注ぐスピードによっても味わいが変化します。

速く注ぐとお湯がすぐに通り抜けるため味が薄くなり、遅く注ぐと粉に触れる時間が長くなるため味が濃くなります。

このように、味を左右する要素が多いため、自分好みの味にカスタマイズすることができます。また、豆の持つ特徴を最大限引き出すこともできます。例えば、強い苦みとコクが特徴のインドネシアの豆を使う際には、温度を上げたり目を細かくすることで、その苦みやコクを引き出すことができます。

ここまで、ハンドドリップの理論的なことを説明したので、実際にどのようにして淹れるのかを説明します。

使う道具はこのような感じです。

左上がドリッパー、その右が細口ケトル、左下がコーヒーミル、その右がスケールでその下が温度計です。これらの道具をそろえるのに大体一万円くらいはかかっていると思います。高いように思えますが、初期投資だけすれば毎日おいしいコーヒーが飲めます。

まず、スケールでコーヒー豆を計量し、ミルで豆を挽きます。

大体、一杯あたり10gといわれていますが、一杯で抽出するときは薄くなりやすいので13gくらい使います。

豆を挽いたら、ドリッパーの上にペーパーフィルターをセットし、その中にコーヒーの粉を入れます。

そして、事前に沸かしておいたお湯を細口ケトルに移し、粉の上にお湯を注いでいきます。

細口ケトルは、狙った場所にピンポイントでお湯を落とせるので、ハンドドリップには不可欠です。

ここでポイントなのが、最初に蒸らしと呼ばれる工程を行うことです。コーヒーの粉全体にお湯が染みるくらいの量を注ぎ30秒程度放置します。これによって、抽出時に味が染み出しやすくなり、酸味や渋みを抑える効果があります。新鮮な豆の場合、この蒸らしの段階で炭酸ガスが多く発生し、コーヒー粉の表面が膨れ上がってきます。この膨れ具合によって、豆の新鮮さや熟成度合いを判断することができます。

蒸らしを行った後は、三回から五回程度に分けてお湯を注いでいきます。注ぐときは、中心から外側に渦巻きを描くように注いでいきます。

注ぐスピードにも注意が必要です。僕の場合、最初は遅く注ぎ始めてからだんだんスピードを上げていきます。

抽出の後半は渋みや雑味などのネガティブな要素が出やすいため、スピードを速めることでそれらの成分が出づらくするためです。

ハンドドリップは大体このような流れで淹れることができます。

その日の気分や一緒に食べるお菓子などとの相性によって、様々な味を出すことができるのがハンドドリップの楽しいところです。

この日のコーヒータイムは、コロンビアとエチオピアのブレンドコーヒーと、先日鎌倉に行った際に鎌倉で買ってきた「鎌倉半月」です。やはり甘いものとコーヒーの相性は抜群ですね。

興味を持ってくださった方は是非、コーヒーを淹れてみてください!

ここまで読んでくださりありがとうございました。

定例会ではこのように、自分の好きなことについてジャンルを問わず語ることができます。

また、人の趣味や好きなことを知ることで、お互いを知る良いきっかけにもなると思います。

めいこけんの活動に興味を持ってくださった方はぜひ、定例会に足を運んでみてください。いつでも連絡お待ちしてます!

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