[めいこけんブログ2022第七弾!] 小林の旅行 @熱海

皆さんこんにちは。56期の小林希知哉と申します。めいこけんでは副幹事長と火曜班チーフを務めております。今回は、2021年9月に日帰り一人旅で熱海を訪れた際の様子をご紹介します。

1.熱海トリックアート迷宮館

 その名の通り、目の錯覚を利用したアート作品である「トリックアート」を展示している美術館です。この後ご紹介する熱海城の横に併設されています。動物が檻から飛び出しているように見える絵や、地面に大きな穴が開いているように見える絵など、様々なトリックアートがありました。

 さて、トリックアートといえば、自分が作品の中に入り込んで、面白い写真を撮れるのが醍醐味ですよね。しかしながら最初に申し上げた通り、今回は一人旅です。写真を撮ってくれる相手がいないので、この醍醐味を捨てなければなりません。ぼっちには風当たりの強い世の中ですね。と思いきや、美術館のスタッフさんがとても親切な方々で、作品の解説や写真撮影など、付きっきりで案内していただきました。私はとても感動しました。面白いトリックアートとともに、人の心の温かさにも触れることができる場所、それが熱海トリックアート迷宮館です。

2.熱海城

 熱海城は、1959年に熱海の地に建てられたお城です。ん?1959年?思いっきり戦後では? そう、この熱海城は観光用に建てられた、ガチガチの鉄筋コンクリート造りの建物です。史跡でも何でもありません。館内の施設も他のお城とは全く異なり、バラエティに富んでいます。本物の甲冑や刀など、一応お城っぽい物もありますが、他にはゲームセンターや足湯などがあり、まるでテーマパークに来たみたいでした。テンション上がるなぁ~。また、天守閣は展望台になっていて、熱海の街並みと海を一望できます。お城っぽいけどお城じゃないという全国でも稀に見る場所です。

3.アカオハーブ&ローズガーデン

 アカオハーブ&ローズガーデンは、熱海の小高い丘の上にある庭園です。一番の見所はバラで、600種4000株のバラが植えられています。ただし、バラの見頃は春か秋です。私が行った9月はまだまだ夏の暑さが残っていたので、正直言うとバラの咲き具合は微妙でした。オフシーズンに花を見に行くな。しかしながら、バラ以外にも様々な花があるので、年間を通して花が咲き誇る庭園となっております。私が訪れた際には、ダリアやバラの花が綺麗に咲いていました。

 また、ここアカオハーブ&ローズガーデンには、お花だけではなく、日本庭園、神社、オシャレなカフェ、木にぶら下がるブランコなど、たくさんの映えスポットがありました。キラキラインスタ女子が殺到していて、成人男性1人では肩身が狭かったのは内緒のお話。

4.熱海駅

 その名の通り、熱海の玄関口です。東海道本線か伊東線、新幹線で行くことができます。温泉地ということもあり、駅前に無料の足湯があるのが特徴です。しかしながら、私が行った際にはコロナの影響で休止していました。残念。現在は再開しているそうなので、熱海に来たらまずは足湯でリラックスすることをオススメします。

 足湯の代わりに私が行ったのは、駅ビルにある「Bakery&Table」というパン屋さんです。Bakery&Tableは、ここ熱海の他、箱根や伊豆に店舗を構えるローカルチェーンのパン屋さんです。めいこけんの先輩に紹介していただいて、前から気になっていたので行ってみました。私が注文したのは、チーズパン、さつまいもパン、青のりパン、そしてりんごジュースです。どのパンもふかふかで美味しかったですが、特に青のりパンがお気に入りでした。パンのほのかな甘みと、青のりの塩気が絶妙にマッチしていました。おやつにちょうど良かったです。

5.熱海サンビーチ

 熱海サンビーチは、熱海の海を一望できる砂浜です。沿道にはヤシの木が生えていて、南国気分を味わうことができます。海風に当たりながらお散歩をするのは気持ちよかったです。

 さて、この熱海サンビーチは、カップルにも人気があるスポットだそうで、「恋人の聖地」と書かれた石碑がありました。ただ、噴水のそばに設置されていたので、びちゃびちゃに濡れていました。びちゃびちゃの恋人の聖地。ツボにハマってしまい、1人で爆笑していました。そう、1人でね。

 また、熱海サンビーチの名物といえば、貫一・お宮の像です。貫一・お宮とは、尾崎紅葉の小説『金色夜叉』の登場人物です。熱海は『金色夜叉』の舞台となった場所なので、街のいたるところでPRされています。マンホールも『金色夜叉』仕様になっていました。『金色夜叉』を読んだことがある方であれば、世界観を追体験できると思います。

おわりに

 以上が、私の熱海旅行の全貌です。この旅行記をご覧いただいても分かる通り、私は軽~く有名観光地をまわるだけのアマチュアトラベラーです。一方で、めいこけんの中には、毎週のように旅行に行ってしまうようなプロトラベラーの方ももいらっしゃいます。何が言いたいかと言うと、めいこけんは旅行に対して様々な度合いでコミットしている人たちの集まりです。プロだろうがアマチュアだろうが、少しでも旅行に興味があればきっと楽しい時間を過ごせる。そんなサークルだと思っています。

ご愛読ありがとうございました。小林先生の次回作にご期待ください。

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