どうもこんにちは!めいこけん56期、教育学部3年の蔦林です!今回のブログでは、3/28~30に一人で行った道東旅行について書こうと思います。
1.グルメが沢山の帯広!
連続テレビ小説「なつぞら」のロケ地にもなっているように帯広と言えば広大な牧場、周囲にそびえる日高山脈・大雪山系が有名ですが、グルメも盛り沢山!「あんバタサン」でお馴染みの「柳月 帯広本店」や、写真でお見せした通り「六花亭 帯広店」があり、お菓子に事欠きません(柳月は「なつぞら」にも少し出てきましたしね)。
この他にも有名なのは豚丼!
十勝の豚、北海道のお米を使っているので普通に豚丼を食べるよりもご当地のものを食べているなぁという気になれますね。
ちなみにこちらは帯広空港内のレストランで食べることが出来る豚丼です。万が一市内で豚丼にありつけなくても、空港で楽しめるのでご心配なく!
ちなみに…帯広市だけという訳ではありませんが、基本的に北海道でしか買えないサイダー、「リボン」シリーズ。三ツ矢サイダーのような透明なサイダーもあるのですが、このリボン ナポリンも大変美味しいので、旅行のお供に是非!
2.苦難の釧路路
今回の道東旅行では一日目に帯広近辺、二日目に釧路へ移動、三日目に釧路・帯広という行程を組んだのですが、2日目はかなり大変でした…。
この光景!どこまでも広がるかに思える湿原は北海道の雄大な自然を体現していて、S字に流れる川は釧路市中心部の方へ続いています。しかし、ここからが大変で、当然釧路湿原は人の手が余り入ってない上、道も森のど真ん中!みたいなとこにあるので凸凹が割と激しく、街灯もありません。挙句の果てに私は運転免許を持っていないので、
このようなところを約2km歩き続けました…。
いや!本当はこんなに歩く必要は無くて、先ほどの細岡展望台にほど近い釧網本線「釧路湿原駅」に戻れば良かったのですが、なんと!なんと!
冬の臨時列車である「SL冬の湿原号」がちょうど運転を終えた次の週で、春の臨時列車である「くしろ湿原ノロッコ号」の運転開始までにはまだ時間があるこの時期、列車はこれしか来ないのです…(沿線人口が少ないからしょうがないですね)。なので、展望台から釧路湿原駅の次の「細岡駅」まで歩きました。
着いた時にはこのように殆ど夜で、木造の駅舎に灯りが灯ってとてもありがたい気持ちになりました…。たとえ本数が少なくても、こうやって公共交通機関が利用できると言うのは本当に便利ですね。首都圏の5分に1本電車が来るのとはまた違った便利さを感じました。ちなみに写っている列車は、「地球探索鉄道 花咲線」のラッピングがされていて、車体の半分が白、半分が赤色になっていてとてもオシャレです。これを見るためにここまで来る価値があると僕は思います!!!!
ちなみにこの日の晩御飯は「スパカツ」。スパゲッティの上に、カツ、そしてミートソースがかかった釧路のご当地グルメです。ボリューム満点ですし、飽きの来ない味で最高ですよ!ぜひ泉屋へ足を運んでみてください!
この日は個人的に縁のある白糠町にも行ったので、(iPhoneによれば)約16km歩きました。ちなみに前日は10kmらしいのでもう歩きまくりです。しかしこの次の日、僕は逃すわけにはいかない列車のために4時30分に起きる事となっていました。
3.日本最東端の駅(2つ)
さてさて、予定通りの時間に起きた私がどこへ行くかというと、北海道の最東端たる根室駅です。この日に帯広空港から帰らなければならなかったので、なんと滞在時間は「24分」。5時35分、定刻通り釧路駅を出発した快速はなさきに乗って、一路東へ向かいました。沿線の景色、特に厚岸を過ぎてからは目が離せない光景が続きますので、行った事のない方は是非一度足を運んでみてください!
そうこうしているうちに8時ちょうど、列車は終点の根室駅に到着しました。
この駅は、日本最東端の「有人駅」(駅にスタッフがいる駅)で、最西端は長崎県の佐世保駅になります。そして、
根室の次の駅が東根室駅なのですが、ここが有人・無人含めた日本最東端の駅になります。ちなみにその括りでの日本最西端は、同じく長崎県の「たびら平戸口駅」ですが、なんと僕は1月に佐世保・たびら平戸口の両駅を踏破しているため、三ヶ月で日本最東端・最西端の駅に到達しちゃったんです!
とはいえ、それを狙ったわけではなく、本当は北方領土の写真を撮りたいなと思っていたんですけど、天気があまり良くなかった事と、流石に滞在時間が短くて叶いませんでした…。
それでも、早起きして行く甲斐はあると思います。今回は行くだけになっちゃったので、また今度行きたいですね!
4.やりたいことはほどほどに
さて、ここまであれこれと道東旅行について紹介してきましたが、根室移動の所で言ったような積み残しもありました。しかし、旅とはこれでよいと思っています。一回で全部巡ってしまう、それが可能な旅先はきっとあるでしょうが、そうしなくても良いと思います。「あー楽しかった!」だけじゃなくて、「また行きたいな」と思えるような、ほどほどに充実する旅行も楽しいのです。
コロナの影響はまだありますし、都市部を離れるほど公共交通機関のカバー率は下がっていきますので、旅程を立てる際には「確実なこと」と「無理できる限界ライン」をしっかり定めて、どうぞ良い旅を!
ご一読ありがとうございました!